お子さんの通学時に利用出来る防犯サービス

通学 防犯

お子さんの通学時の防犯対策について考えてみたいと思います。警察庁の統計では、小学生は未就学児童と比較して、「略取誘拐」で約1.6倍、「強制わいせつ」で約7倍の被害が確認されています。幼稚園のときは毎日、親が送り迎えできていたのに、小学校入学を機にひとりで学校に通うことになるからです。こうした防犯対策として、利用されるようになった新しいサービスがあります。特に子どもが鉄道やバスを利用するようになった場合、親は不安に感じますが、子どもがICカード乗車券で鉄道会社の改札機を通ると、保護者へ通過時刻・利用駅などが知らされるサービスがあり、子どもの居場所が簡単に確認できます。また、警備会社との契約で、GPS機能付きの携帯電話の簡単な操作で、警備会社に救急信号を送るサービスや、携帯電話が禁止の学校でも使えるよう、通報ボタンのみの専用端末による通報サービスもあります。

防犯ブザーの選び方と使い方について

通学時の防犯対策で役にたつ代表的なグッズに、防犯ブザーがあります。防犯ブザーを選ぶ際には、次の4つのポイントに注意が必要です。ひとつは、子どもでも鳴らしやすいこと。いざという時に子どもの力でも無理なくすぐに鳴らせるものが良いです。次に、十分な音量が出ること。1メートル離れた位置で85dB以上の音量が計測できる性能が必要です。なお、電池は消耗するので、月に一度はチェックしてください。また、壊れにくいことも大切です。雨濡れや落下で簡単に壊れてしまわない防水性、耐衝撃性の高いものが良いです。最後に、見えやすく 使いやすい所に装着できることです。ブザーの装着がわかること自体に犯罪抑止効果があります。使いやすさも考えると、ランドセルのベルトに装着できるタイプが良いでしょう。また、すぐに鳴らせる所につける、遊びで鳴らさない、鳴らしたらすぐ逃げる、この3つを子どもに約束させてください。

それぞれの防犯対策と防犯カメラの課題

サービスやグッズに頼らず、小学校入学を機に「自分で自分の身を守る」意識を持つことも重要です。入学前には実際に歩く通学路を一緒に通ってみて、危なそうな場所や、緊急時に避難できそうな場所を確認したり、犯罪者が好む、入りやすくて見えにくく声が届かない場所では、特に注意して行動することを、子どもに教えておきましょう。また地域対策として、危険箇所を中心にしたパトロールや、学校・家庭・地域が一体となった子供を守るための情報交換も大切です。さらに安全を高めるものとして、防犯カメラが有効と注目されており、多くの自治体で通学路に防犯カメラが設置されています。防犯カメラは、警察だけでは費用面から設置できないため、自治体が補助するケースや、電力会社の電柱に設置するサービスもでてきています。一方でプライバシー保護という課題もあり、安全・安心と費用面を含めて今後さらに考えなくてはならないグッズです。